AKB48の姉妹グループ、NMB48が30日、インフルエンザや風邪など体調不良を訴えるメンバーが続出したため、大阪・難波のNMB48劇場で予定していた「青春ガールズ公演」を中止した。
運営事務局によると、29日の公演後に体調を確認したところ、インフルエンザや風邪の症状があるメンバーが多数いることが発覚。ステージでの立ち位置など演出上の問題や、ファンへの感染の恐れなどから公演は困難と判断した。
事務局はリタイアした人数や名前などは公表していないが、上西恵(16)は30日夜に自身のブログで「体調崩しちゃってごめんなさい」と告白。「早く元気になってお仕事に復帰したいです」と心境を明かした。
入院が必要なほど症状が深刻なメンバーはおらず、全員が自宅待機しているといい、31日の2期生公演「PARTYが始まるよ」は通常通り行われる予定。
NMBは昨年元日からほぼ毎日公演を開催しているが、中止になった例はほとんどない。東日本大震災や台風で中止になったことはあっても、メンバーの体調不良が原因で休演になるのはAKBグループ全体でも初だ。
インフルエンザは全国的に猛威をふるい、特に大阪では学級閉鎖が相次いでいる。NMB劇場も例外ではなかった。キャプテンの山本彩(18)もブログで「インフルエンザが凄く流行っています。皆さん、しっかり予防して下さい」と呼び掛けている。
(紙面から)