輿石氏“全体像は出せる範囲で”
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輿石氏“全体像は出せる範囲で”

1月30日 22時28分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の輿石幹事長は、記者会見で、自民党や公明党が示すよう求めている党の年金制度改革の全体像について「出せる範囲で出せばいい」と述べ、新たな年金制度で必要となる財源の試算=試みの計算を含めないまま公表することを検討する考えを示しました。

この中で輿石幹事長は、党の年金制度改革の全体像について「政策調査会を中心に検討している。今の年金制度を新しい制度に変えるには40年かかると言われており、出せる範囲で出せばいい」と述べ、新たな年金制度で必要となる財源の試算=試みの計算を含めないまま公表することを検討する考えを示しました。また、輿石氏は、新たな年金制度で必要となる財源の試算について「試算はない。そういう試算の数字があったら逆に見せてほしい」と述べ、党として正式に作成した試算は存在しないという考えを示しました。一方、輿石氏は、政府・民主三役会議や党の常任幹事会で議事録を作成しているかどうかについて「議事録はとってないし、公表する考えもない。なぜなら党主催の会議であり、法律の適用範囲外だ」と述べました。