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【大リーグ】松井、タイガース入り再浮上2012年1月30日 紙面から まだタイガース入団の目は消えていなかった−。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が28日、松井秀喜外野手(37)=アスレチックスからFA=がタイガースに入団する可能性があると言及した。タ軍がDHもこなすプリンス・フィルダー一塁手(27)と契約したために松井からは撤退とも報じられたが、主砲ミゲル・カブレラ一塁手(28)が三塁復帰に意欲的で、フィルダーが一塁に入れば、まだDH獲得の余地があるという。松井ならば、若き大砲コンビの“教育係”にもうってつけで、ゴジラの中地区初上陸は十分にありえる話だ。 もし実現すれば、夢の超豪華クリーンアップが実現する。タイムズ紙は「タ軍が(ベテランの)インジの代わりに安価なDHの松井やイバネスを獲得すれば、年間15〜20得点は増えるだろう」と指摘。その場合はインジが守る三塁が空席となるが、カブレラはこれを見越してか、2008年まで守っていた三塁復帰に意欲満々で、「(三塁復帰は)想定している。自分に一番合った守備位置だからね」とコメント。既に今オフは三塁の守備練習もこなしている。 34歳のインジは昨季、打率1割9分7厘、3本塁打と衰えが激しい。インジが解雇され、カブレラが三塁に戻れば、DHと目されていたフィルダーを一塁で起用できる。そして、得点力アップのためのDHを補強できるという皮算用だ。 タ軍はフィルダーに9年総額2億1400万ドル(約171億2000万円)の巨費を投じたことで懐事情は厳しいが、年俸100万ドル(約8000万円)前後と予想されるゴジラにならば投資も可能。優勝争いができる強豪に行きたい松井にとっても、昨季、ア・リーグ中地区制覇のタ軍入りは願ったりかなったりだ。 松井には両大砲の“お手本”として、教育係にもなれるという強みがある。フィルダーはメジャー史上2番目に重い“公称”125キロ。非常に太りやすい体質で、2年前のオフに宣言した肉断ちの“豆腐ダイエット”も、三日坊主に終わった。一方のカブレラは球界屈指の“うわばみ”で、飲酒運転による逮捕や、泥酔しての家庭内暴力など、アルコール絡みの騒動は枚挙にいとまがない。 一方、松井の品行方正と節制ぶりは誰もが知るところで、プロとはいかにあるべきかという姿勢を若い2人に見せられるというだけでも、タ軍のメリットは計り知れない。果たして大逆転の“虎”入団があるのかどうか。その動向から目が離せない。 PR情報
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