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【大リーグ】岩隈 目標はローテ死守 100球以内7イニングで年間200イニング到達だ!!2012年1月31日 紙面から
【シアトル秋野未知】年間200イニング投げる!! マリナーズと1年契約を結んだ岩隈久志投手(30)が29日(日本時間30日)、本拠地のセーフコフィールドで入団記者会見に臨んだ。初めて背番号18のユニホームに袖を通し「100球以内で7イニング。それを年間を通して投げられるようにしたい」と目標を設定。ローテを守り続け、30試合を超える先発で年間200イニング到達を視野に入れた。この日は球団主催のファン感謝デーにも参加。サイン会で500人以上のファンにペンを走らせた。 緊張感を漂わせた岩隈が「暗記した」という英語で口を開いた。 「My name is Hisashi Iwakuma of Seattle Mariners. I am here to help the team(シアトルマリナーズの岩隈です。私はチームを助けます)」。背番号18の真新しいユニホームと帽子を身に着けると長身右腕は満面の笑み。新天地での記念すべき第一歩を踏み出した。 2年越しとなるメジャー挑戦。会見で岩隈が掲げた目標が、メジャー流の省エネ術をマスターし、1年間ローテを死守し続けることだった。「やっぱり100球以内で7イニング。最低限、先発投手としての責任を果たしたい。それを年間通じて投げられるようにやっていきたいと思う」。メジャーでは中4日が主流となり、1年間先発ローテを守り続ければ登板数は30試合を超える。単純計算で岩隈が掲げる1試合7イニングを30試合投げれば、200イニング超えは確実。日本人投手では野茂、松坂、黒田の3人しか達成したことのない“聖域”に足を踏み入れることが可能だ。 故障に泣かされ続けた岩隈にとって、200イニング到達は21勝を挙げた2008年と10年の2度だけ。決して楽な数字ではないが、先輩の松坂からも全面支援を受けるなど目標達成へ準備は整いつつある。 記者会見後は、本拠地セーフコフィールドで行われたファン感謝デーにも参加。サイン会では500人以上のファンとも触れ合った。「結果を残して、東北でお世話になった人たちに恩返ししていく」。メジャー1年目から勝負の年。岩隈が200イニング到達という大目標へ向け突き進む。 PR情報
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