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震災がれき県受け入れ:地元と直接交渉へ、最後の対話集会も平行線/神奈川

2012年1月31日

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がれき受け入れの是非について黒岩知事と意見交換した対話集会=県庁大会議室

がれき受け入れの是非について黒岩知事と意見交換した対話集会=県庁大会議室

 震災がれきの受け入れをテーマに、黒岩祐治知事と県民が直接意見交換する対話集会が30日夜、県庁で開かれた。今回も「何とかして被災地を救いたい」と訴える黒岩知事に対する賛同はなく、会場の声は反対一色。対話集会の日程はこれで終了し、今後は最終処分場の地元町内会を中心とする直接交渉へとシフトする見通しだ。

 がれき受け入れの是非について県民と意見交換する対話集会は、焼却灰埋め立て予定地(横須賀市芦名)の地元説明会を含め、事実上3回目。環境省や岩手県幹部らも同席した大会議場には約220人が集まり、前回に続き怒号が飛び交う中でやりとりが続いた。

 放射能汚染に対する懸念に対し、黒岩知事は従来通り「放射能に汚染されたがれきではない」といった主張を繰り返したが、行政に対する不信の声でかき消された。国や県による安全性に関する新たな科学的根拠なども示されなかった。

 3回の意見交換会で受け入れに向けた道筋をつけたかった黒岩知事だが、前提となる「地元の理解」の獲得は現時点で困難な見通し。知事は閉会後、「厳しさをあらためて痛感した。仕切り直して地元の皆さんと膝を突き合わせながら語っていきたい」と述べ、引き続き受け入れへの強い意欲を示した。

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