政治

公明・山口代表「議事録未作成は背信行為」
(東京都)
 公明党・山口代表は30日、参議院本会議の代表質問で、政府が設置した東日本大震災関連の10会議の議事録が残っていないことについて、「国民や国際社会に対する背信行為だ」と批判した。  山口代表は「発表できない、都合の悪い事実を隠し通すために記録を残さなかったのですか。首相、広範な議事録作成義務違反は重大な違法行為であり、国民や国際社会に対する深刻な背信行為であると言わざるを得ません。歴史の空白を作ってしまったその責任をどう受け止めますか」とただした。  これに対し、野田首相は「震災直後の緊急事態にあったことや、記録を残すことの認識が不十分であったこと等のために、本部の議事内容の一部または全部が、文書で随時記録されてなかったことは事実であり、誠に遺憾であります」と述べた上で、閣僚懇談会で岡田副総理から「可能な限り迅速な対応がなされるよう、指示が出されている」と答えた。
[ 1/30 16:48 NEWS24]