英国のシェフィールドで開かれているフィギュアスケートの欧州選手権では28日、男子フリーが行われ、29歳のプリュシェンコ選手が圧倒的な勝利を収めた。
プリュシェンコ選手はフリーで176.52点を挙げ、ショートプログラムと合わせて合計261.23点を出し、世界歴代最高得点を記録した。
2011年3月の世界フィギュアスケート選手権で銅メダルを獲得したロシアのガチンスキー選手は、ショートプログラムで首位に立ったが、合計246.27点で順位を1つ落として2位となった。
3位は、2011年の欧州フィギュアスケート選手権で優勝したフランスのアモディオ選手(234.18点)。ロシアのヴォロノフ選手は195・89点で10位だった。
プリュシェンコ選手はテレビ「ロシア2」の放送で、「応援してくれてありがとう」と感謝を表し、「自分と今回の勝利を非常に誇りに思う。僕はとても幸せだ!今日は全てが気に入った。」と述べ、氷もホテルも観客も欧州選手権の組織も素晴らしいと語った。
プリュシェンコ選手は、「故障から復帰したら、さらに良い滑りができるだろう」との期待を表し、2週間後に手術が予定されているため世界選手権には出場しない旨を伝えた。手術後は2014年のソチオリンピックに向けて準備するとの意欲を表した。
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