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トレーラーの大きさについて


あなたの車でどの位の大きさのトレーラーを引けるでしょうか?

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牽引できるトレーラーの大きさ(正確には重量)には限界があります。

それは引く側の自動車の能力によるものと、トレーラー自体の構造によるものです。自動車にとって大事な事は「動くこと」と「止まること」ですが,当然トレーラーを連結している時も同じです。

もともと自動車は、大型トラックのトラクターのように牽引する事を目的に作られていませんから、エンジンにもブレーキにもそれほど余裕はありません。走行性能も制動能力も少し落ちるけれど実用に耐えられる範囲、それが限界といえます。

幸いな事に自動車の性能は昔に比べて格段に良くなっていますし、それに伴って法律も改正され、自動車とトレーラーの組合せの範囲が広がっています。しかし我々にとってトレーラーを引くのは、「仕事としての運搬」が目的でもなく、プロの運転技術を持っている訳でもないですから、法律スレスレの限界というのは問題です。

平成7年11月の[構造装置の軽微な変更]という規制緩和によって牽引装置の取り扱いがユーザーまかせになった事、平成16年7月の[牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量の記載]で牽引車自体の強度をまったく無視した緩和、など、取り扱う業者でもこれで大丈夫かと疑問に思う現状です。メーカーやユーザーの自己責任においてそれが可能である事を強く認識しておくべきです。

法律スレスレの限界というのは後で「法律」の項目で述べる連結検討なんですが、それ以前の常識的な範囲はどのくらいでしょうか?

牽引車の重量=トレーラーの重量の2倍以上が望ましい


普通免許で牽引できる範囲は、トレーラーの総重量750kgまで、と決まっています。 又、総重量750kgまでのトレーラーはブレーキが付いていないものでも検査に通ります。

一般的にトレーラーを引こうとしている人の車の重量は1500kg、その半分が750kgです。
車両重量1000kgの車ならトレーラーは総重量500kgまで。
車両重量2000kgの車ならトレーラーは総重量1000kgまで。 という事です。

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これは走行性能や制動能力だけの問題でなく、走行中の風の影響や坂道の上り下り、雨や雪の影響も考えてのものです。
トレーラー牽引によるトータル重量の増加はすべて牽引車が負担します。但し牽引車自体に重量増加はありませんのでタイヤのグリップ力は増加せず、走行安定性はその分そのまま影響を受けます。
トレーラーに慣性ブレーキが付いていればその影響は少なくなるにしても、それは通常制動時だけのことです。

走行時に牽引車に及ぼす力は前後方向だけではありません。そのトレーラーの特性により大小はありますが、トレーラー自体もピッチング、ローリング、ヨーイングがあり、左右上下方向にも強い力が掛かる事があります。

当然その力はトレーラーの重量による慣性の力ですから、軽いトレーラーほど力は弱く、重いトレーラーは強くなります。

トレーラーを強制的に「ついてこさせる」ためには、牽引車とトレーラーの重量比が大きいほど有利です。
トレーラーを牽引するときは牽引車のエンジンやミッション、ブレーキに相当の負担をかけます。
トレーラーの重量が1000kgだとしたら・・・・、
発進時、エンジンやミッションには1000kgの荷物を積んだ状態と同じ負担をかけます。(足回りにはほとんど負担が掛かりません)

制動時も同じですが、慣性ブレーキが付いていれば100〜200kgの負担になります。

定速走行時にはトレーラーのタイヤの転がり抵抗と風による抵抗だけですから低速走行ではそれほど負担になりません。

エンジンの出力はほとんどの車で問題ありませんが、ミッションやブレーキはその車の重量に合わせて設計されていると考えて良いです。

そういう意味でも、トレーラーを牽引するときの負担は重量比率が大事だと理解できるでしょう。

もう一つ、車にはその重量に合わせた程度の牽引装置しか付けられないという理由もあります。

乗用車のボディーはミッションやブレーキと同じく、重いトレーラーを牽引する余裕を持たせて設計されているわけではありません。SUVと呼ばれる車でも最近の物は同じ傾向があります。

現実には、牽引しやすい安定した走行をするトレーラーとそうでないトレーラーがありますが、いろんな意味で考えて見て、牽引車は重いほど、トレーラーは軽いほど、またその重量比率は大きいほど良い。これは間違いありません。