中国電力は29日、下松火力発電所３号機（山口県下松市、出力70万キロワット）の運転を停止したと発表した。ボイラー配管が損傷したため。２月４日までに運転を再開できる見通しという。ただ、関西電力に実施している55万キロワットの電力融通は「融通できる規模の確約ができなくなった」（中国電）として、日々の需給動向に応じて融通する方法に切り替える。
関西電力は当面10％前後の供給余力を見込んでおり、「需給見通しに大きな影響はなさそう」とみている。29日に発表した30日の使用率（供給力に対する最大需要の割合）は87％で「比較的余裕がある」と予想した。
関西電力、中国電力
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