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2011年7月15日 掲載
女子テニスのマリア・シャラポワ(24=ロシア)が今年9月、女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンに出場するために来日、大会前に東日本大震災の被災者を招待したイベントに参加することが先日、主催者から発表された。シャラポワは福島第1原発の事故のニュースを熱心にフォローし、被害を受けている人々に深く同情してるそうだ。というのも彼女の両親は、1986年4月にチェルノブイリ原発の爆発事故が起きた時、130キロ北のゴメル(ベラルーシ)に住んでいて、放射能から逃れるためにロシア・西シベリアにあるニャガンへ避難した経験があるからだ。彼女は翌年、そこで生まれた。07年2月から国際連合開発計画親善大使に就任し、チェルノブイリ原発事故後遺症に苦しむ人々を支援している。イベントに参加するのはシャラポワとデンマークの世界ランク1位キャロライン・ウォズニアッキの2人だ。
~2011年7月15日以前の記事~