中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

長野・白馬のスキー場外で雪崩、1人死亡 

2012年1月28日 22時05分

 28日午後零時10分ごろ、長野県白馬村神城、白馬五竜スキー場のゲレンデに近い斜面で、山スキーをしていた男性が雪崩に巻き込まれたと、一緒にいた仲間から通報があった。大町署が捜索し、5時間後に雪中で発見したが、死亡していた。奈良県御所市の高校教師(51)とみて、身元を確認している。

 大町署によると、男性は、スキー仲間の愛知県岡崎市の男性会社員(41)と2人で、標高約1600メートルのゲレンデのリフト終点からさらに約50メートル上り、立ち入り禁止区域の斜面に進入。沢筋を滑っていて、標高1400メートル付近で発生した雪崩に巻き込まれ1キロほど流された。

 一緒にいた会社員は巻き込まれず、けがはなかった。死亡した男性は、遭難時のための電波発信機を身に着けていた。

 現場は雪崩が起きやすい場所。一帯は26日から断続的に雪が降り続き、50〜80センチの新雪が積もっていたとみられる。発生時、スキー場周辺には雪崩注意報が発令されていた。

 大町署によると、会社員は、立ち入り禁止区域と認識しながら斜面に入ったと話している。立ち入り禁止を示すロープが張られていた。

(中日新聞)

 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ