ひと月ほど、ブログUP・全寺院参拝(聴聞)をやめ、自宅に勤行・聖教拝読・読書(これを個人的には「隠遁」・「隠棲」・「地に潜る」などと表しています)に勤しもうか、と約一日考えました。が、ブログUPも寺院参拝も、普通に続けることにいたしました。有縁のみなさま、今後ともよろしくお願いいたします。
また、この際ですが、私の実名・所属寺を明確に名告ることにいたしました。大遠忌法要も終わり、いよいよ宗門離れが進もうとする今、「世のなか 安穏なれ 仏法ひろまれ」を自分なりに本気で実践活動しようという決意を表すためであります。宗門の公式な証明は後日UPいたします。
当然でありますがこの気性ですので、いたずらに所属寺に「なにかなされた」方は、程度によってはわが命をもっての対応も辞しません。私にとってはそれだけのご恩ある善知識、であります。門徒の言動責任は門徒に課してもよい時代であると思います。兵庫教区の差別投書事件糾弾学習会において、部落解放同盟より「組織全体の閉塞性」も指摘されております。「住職は知っているのか」などと発する宗門人(特に役職ある門信徒)の体質も、ここに名告る以上は、今後徹底的に改めたいと思っております。
釋顕正:河野克士(←Facebookで検索したら出ます。あまり使ってません。本年三十五歳。)
兵庫教区 神戸湊組 西光寺 信徒(門徒規程第二条)
(門徒推進員・全国講社連絡会会員・本願寺門徒講特別講員)
備後教区 沼隈南組 高泉寺 檀徒(門徒規程第二条)
(本願寺門徒講特別講員)
いずれも私からの法規解釈でありますが、「二寺の所属などまかりならん!」との指摘があれば、御本尊を含め、一切の宗門物を本山へお返しし、「浄土真宗本願寺派」自体を棄てる覚悟であります。全宗門人、現代社会に即した寺院所属の在り方も考えるべき、であります。
両御住職・御寺族とも大変親しみがあり、私の存在以上に、寺院運営に御苦労されています。震災でいまだ仮本堂、兼業で夜間高校の講師など、であります。私が希望しておりました父の祖壇納骨・連研〜門徒推進員との道を快く拓いてくださいました方々であります。盆・報恩講・年末など、限りはありますが、バランスをとりつつ、「二つの所属寺の場合」の歩みの実践も試行錯誤ながら取り組んでいます。
余談ではありますが、大遠忌法要も終わり、時間もできましたので、わが生命保険の死亡時三千五百万円(場合によっては二千五百万円)、母も受取分はありますが、半分程度は宗門(本山と各社会活動法人)・両所属寺に公平に配分するため、公正証書遺言の原稿作成に取り掛かります。宗門・寺院に託せば、本願念仏のみ教えを相続するために資ししていただける期待があるからであります。身内には極力残しません。争いのものもとです。和服は残そうかと思っています。
当然、上記を考えている以上、私は怒るときは本気で怒ります。弥陀の臣たる僧侶においても、現代社会一般常識より外れすぎた体質においては、教義教学・宗意安心・門徒のたしなみなどは一切無視して怒ります。メチャクチャ怒ります。自らの血を流してでも怒ります。宗門に数千万円懇志をされる方も道俗・年功序列関係なく「仏の子」として、「門徒をなめとる・なっとらん」宗門人であればメチャクチャ怒られます。高らかなお念仏とともに相続させていただきます。ですので、御門主であれ、総長であれ、勧学であれ、連枝であれ、組織の長であれ、年上であれ、宗門内では遠慮はしません。普通の同行として普通に接していただける方には、自らの樹ち位置・自覚をわきまえ、普通に交流させていただきたいと思っています。
長々かつ激しくはありますが、名告りとともに、今の境地・本音を述べさせていただきました。
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