ゴルビー、ロシア政権批判強める 「専制」排除へ国民投票をゴルバチョフ・ソ連元大統領=2011年2月、モスクワのタス通信社(共同) 【モスクワ共同】ゴルバチョフ・ソ連元大統領が昨年12月の下院選不正疑惑に対応しないロシアの現政権を批判する論文を発表、「専制」を排除し政治改革を実現するための国民投票実施を提唱した。インタファクス通信が28日に伝えた。 ゴルバチョフ氏はこれまでも、大統領復帰を目指すプーチン首相に再登板断念と退任を促し、下院選のやり直しを求めてきた。政界での影響力はほとんどないが、2月4日にモスクワで新たな大規模抗議行動を計画している野党側を勢いづかせる可能性がある。 【共同通信】
|