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できごと
【衝撃事件の核心】女性の顔に人糞?塗りたくる異常「木曜の男」
大阪の女性たちが木曜日を恐れている。大阪のランドマーク・大阪城の東側に位置し、閑静な住宅街が広がる大阪市東成区。この町で、毎週決まって木曜日に自転車に乗った男が女性の顔に人糞とみられる汚物をつけるというショッキングな事件が、11月24日から3週連続で計9件も相次いでいる。なぜ汚物なのか。なぜ木曜日に犯行が繰り返されるのか。「次の木曜日までに必ず捕まえてみせる」-。女性の「命」ともいえる顔に汚物を塗りたくっていく卑劣な犯人の検挙に向けて、大阪府警は厳戒態勢で臨んでいる。(佐藤裕介)
4度目の木曜日
最初の事件発生から4度目の木曜日を迎えた15日。市営地下鉄の緑橋駅で下車し、大阪市東成区の国道308号沿いを歩いていると、私服捜査員とみられる数人の男性が警戒にあたっていた。
同駅付近では、11月24日午後6時10分ごろから35分ごろにかけ、10代から20代の女性5人が相次いで自転車に乗った男に追い抜きざまに汚物を顔に塗りつけられた。
駅周辺は住宅や商店が混在した地域。その時間帯は帰宅途中の女性会社員や女子学生の姿を多く見ることができ、人通りが途切れることはない。
付近を管轄する府警東成署によると、「街頭犯罪が多い地域ということもなく、治安は比較的にいい場所」(同署幹部)。
だが、午後6時を過ぎるとあたりは急に暗くなる。駅から少し離れたところでは、街灯の少ない人目につかない暗がりの路地も多く存在する。
泣き崩れる被害女性
「若い女性が路上に倒れ込んで顔を押さえていたので顔をみたら、泥みたいなものがついていた。女性は声を上げて泣いていて、警察官に顔をふいてもらっていた」
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