個性の魅力と色彩の妙
審査委員長 畑 信裕(日本洋蘭農業協同組合組合長)
審査を終えて、個性の魅力と色彩の妙が、印象に強く残りました。
最優秀賞は、森から妖精が踊りかけてくるような観がありますね。十数本もあるパフィオペディルム属はとても珍しく、通常なら1〜2本です。受賞者の苦心がうかがえます。
各部門を見渡して、個人的に面白かったのは、フラワーデザインでした。文部科学大臣賞が代表するように、従来のフラワーデザイン的なテイストに加えて、和のテイストがユニークにマッチした作品が多くなっているような気がしました。
沖縄国際洋蘭博覧会は、団らん的な温かみのある魅力を今後も大事にしていきたいですね。
集合とバランスの美しさ
審査委員長 畑 信裕(日本洋蘭農業協同組合組合長)
審査を終えて、各部門の受賞ランを振り返ってみますと、共通して、集合とバランスの美しさが評価されたと思います。「大賞」は、100輪を超える花がとてもバランス良く咲かせてあるところが高い評価を受けました。どの部門の優秀作も、1輪あるいは2輪が大きくて立派という傾向ではなく、全体として見事に調和がとれている作品が受賞しました。
年々良い作品が増えて、審査はとても難しくなってきています。今年は、諸外国を含め多くの人々が集い、和気藹々とすごせる沖縄洋蘭博ならではの魅力もあらためて感じました。
レベルアップを実感、出品傾向に変化も
審査委員長 畑 信裕(日本洋蘭農業協同組合組合長)
作品のレベルが年々上がっていると思いました。今年は出展の傾向が例年と比べて変わっている印象を受けました。例えば、原種が交配に関わっている観が
ありましたし、色彩も鮮やかな色よりソフトタッチなものが目にとまり、賞に選ばれました。フラワーデザインやディスプレイデザインについても、三次元的な作品が目につきました。
来年も、素晴らしい作品に出会えるとこを楽しみにしています。