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2012年1月28日12時28分

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自衛隊車両が観光バスと衝突、添乗員死亡 熊本・九州道

 28日午前8時35分ごろ、熊本県八代市坂本町の九州自動車道上り線・生名子(おいなご)トンネル内で陸上自衛隊の車両が観光バスと衝突した。バスの添乗員の男性(39)が約2時間後に死亡。消防によると、バスの男性運転手(64)と乗客約40人のうち十数人が重軽傷を負った。

 県警高速道路交通警察隊によると、自衛隊のトラックが走行車線から追い越し車線に進路変更しようとして、追い越し車線を直進してきたバスの左前部とぶつかったという。添乗員は乗降口付近にいて、はさまれたらしい。現場は片側2車線の直線。

 自衛隊車両は宮崎県のえびの駐屯地から熊本市の健軍駐屯地に向かっていて、ひばり野和彦・2等陸曹(44)が運転し、ほかに1人が乗っていた。2等陸曹は「前方に落下物があったので車線変更した」と話しているという。バスを出した鹿児島県の交通会社によると、バスは鹿児島県いちき串木野市を出発し、佐賀県の嬉野温泉、祐徳稲荷神社を経由して長崎県に向かう日帰りツアーの途中だったという。消防によると、病院に搬送された乗客は16〜85歳という。

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