阿じ与志のトラフグ(ふぐ料理・広島県福山市)
阿じ与志のフグをご紹介します。トラフグはもちろん天然もの。下関南風泊港の唐戸市場から生簀で毎早朝届きます。三キロもので体長は35センチくらいあります。
こんな極上トラフグをシーズンの毎日仕入れている店は、全国でも数えるほどしかありません。(懇意の仲買さんの話。店主=オホン!)
阿じ与志のふぐ料理は、すべてこのトラフグです。
以下は、ちょっと知ったかぶりができるトラフグ余談。
◆「トラフグのシロ」とのよくある説明は誤りです。トラフグの流通名が「シロ」。「トラフグのクロ」というのはありえません。流通名「クロ」はカラスです。トラフグと同じフグ目フグ科で非常に似ていますが、トラフグではありません。尻鰭で見分けることができ、白いのがトラフグ。黒いのはカラス。クロをシロと言い張るのはみっともないですね!
◆天然フグと養殖フグの見分け方。天然ものは体の模様がくっきりしている。尾びれがかじられていないし、角は荒海で磨り減っている。(もっとも、3キロの養殖ものはありません!)詳しくは東京都市場衛生検査所のこのページなどをどうぞ。
阿じ与志では東シナ海(玄海灘)で捕れたトラフグを瀬戸内海の魚というのか?という、何事にもこだわるお客さんに・・・店主いわく。
トラフグは瀬戸内海で生まれ育つ。玄海灘で遊んで、産卵には戻ってくるのだ!
これは学問的にも正しいようです。WEB魚図鑑のこのページにも記述があります。
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コメント
29日は、4人になりましたので、よろしくお願いします。19:00すぎ。
ワイングラスは使いません。
前回の、蟹プラス、鍋少な目、でお願いします。
全員、わたり蟹が大好物です。
別件
1月13日に砂田・木曽と恒例のワイン持込会食を
よろしくお願いします。
片山医院 片山 壽
投稿: 片山 壽 | 2004年12月26日 23:01