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政治
【石原新党】焦点は亀井氏の処遇 早くも路線対立
2012.1.28 01:37
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「明治維新は下級武士の反乱によるが、反乱のゆえんは坂本龍馬が船中八策を作ったことにある。やっぱりゆえんなくして物事は動かない。政界再編を論じるならばそれを打倒する政策を考えなければしようがないじゃないの…」
27日午後、都庁で記者会見を開いた石原慎太郎知事は複雑な表情を浮かべながらも新党の綱領作成に着手したことを渋々認めた。
ただ、3月結党については「亀井静香の流す怪情報にはだまされない方がいいよ。3月は一番忙しいんだから…」と突き放した。
この冷ややかな態度に表れる通り、石原氏と国民新党の亀井静香代表の間にはすきま風が吹き始めている。25日夜、石原、亀井両氏は東京・西麻布のフランス料理店で、たちあがれ日本の平沼赳夫代表らを交えて新党について話し合ったが、ここでも意見の対立が鮮明になった。
亀井氏「6月にも解散がある。3月末までに新党を作らないとダメだ!」
石原氏「そんなのできるわけないだろ!」
早期の新党結成で衆院解散をめぐる攻防で主導権を握りたい亀井氏。これに対し、石原、平沼両氏は自民、民主両党を巻き込んで70~80人規模の新党を作るため、機が熟すのをじっくり待つ腹づもりなのだ。
加えてネックになっているのが亀井氏の処遇だ。
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