相撲改革、工程表最終版を提出　文科相「注視していく」

　公益財団法人認定を目指す日本相撲協会は２６日、東京・両国国技館で理事会を開き、２５日の評議員会で承認された組織改革の工程表を基本方針として最終決定した。理事会後に放駒理事長（元大関魁傑）らが監督官庁の文部科学省を訪れ、平野博文文科相が最終決定した工程表を受け取った。

　平野文科相は「工程表通りにやられることを期待しているし、注視していく」と述べた。会談後、放駒理事長は「少し時間がかかったけれど、結論を出せてほっとしている。大臣には『透明性が一番大事』と念を押して言われた」と話した。