ハマのラミちゃんゼッコーチョー　新パフォーマンス決定

　新パフォーマンスは「ハマのラミちゃん、ゼッコーチョー」に決定だ。ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス外野手（３７）が２７日、東京都渋谷区のＤｅＮＡ本社を訪問し、社員１００人を前に新パフォーマンスを披露した。

　電撃訪問は、ラミレスの希望で実現。本社のマネジャー職以上の全社員が集合して、週に１度行われる会議に、サプライズゲストとして登場した。ラミちゃんの“乱入”に、会議室内は仰天。立ち上がって携帯で写真を撮る人も出現した。

　守安社長とのトーク、社員との質疑応答はほぼ英語のみ。そこで「今季のパフォーマンスは決まったのか」という質問が出ると、実演しながら発表した。その動きは（１）ファンを指さして「ハマの」とやり、（２）自分の胸を指さし「ラミちゃん」と言い、（３）弓を引き絞るようなボルト風ポーズで「ゼッコーチョー」と決める。最後は社長を含めた社員も一緒にポーズを決め、気勢を上げた。

　２３日の来日時は公募すると語っていたが、方針変更。「中畑さんが“ゼッコーチョー”を僕に使ってほしいと言ったのを知り、息子が振り付けてくれた」。今年はこのセリフしかないと、採用を決めた。

　「サヨナラ弾の時は監督と一緒に『マルモリダンス』を踊る。そのためにも本塁打を打たないと。１年間健康でプレーできれば、タイトルは付いてくるよ。低迷が続いて誰も優勝なんて思ってないかもしれないけど、優勝するためにきたんだ」

　来日１年目はヤクルトで日本一。巨人に移籍した０８年もリーグ制覇。パフォーマンス連発で、３度目も優勝請負人となれるか−。　（竹村和佳子）