ナチス・ドイツが行ったホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)について尋ねる世論調査がドイツで実施され、若者の約2割がアウシュビッツ強制収容所で何があったか「知らない」と回答した。週刊誌シュテルンが報じた。
アウシュビッツ収容所では、110万人以上が犠牲になったとされる。世論調査は、27日で収容所解放から67年になるのを前に、同誌が1002人を対象に実施した。
回答者全体では90%がアウシュビッツ収容所での虐殺を知っていたが、18~29歳の若者に限定すると21%が「知らない」と答えた。(共同)
毎日新聞 2012年1月27日 12時22分