初めて会ったとき彼女はまだ19歳だった。
お母さんが有名モデル会社をやっていて
彼女は当時日本有数の化粧品を何本も手がけている
有名ディレクターの秘蔵っ子としてやってきた
僕が出した条件
①容姿端麗②肌が人並み異常に綺麗③性格が良くスタッフとうまくやっていける
の条件にぴったり合うばかりか
僕が知らないような魅力を備えたあどけなさが残る女の娘だった。
当時はまだ3Dの時代ではなかったので
HDの8倍のかいぞどを持つ4K-2K(それでも世界最先端)の
プロモーション映像へのトライだった。
僕がそろえたのは当時のCM界の巨匠たち
と上述の化粧品作品を席巻している有名ディレクター
のチームで
世界で勝てる要素の要求は厳しくした上で
上述のディレクターに構成を任せた。
YURIはあどけなかったけれど、プロとしての自覚にあふれていて
当方の出す要望に完璧以上に応え
どんなときでも
いやな顔や辛そうな顔ひとつ見せず、いつも笑顔で
前向きに仕事をこなしてくれた。
最初に使った女優Y.M.もそうだったが
YURIもまたオーディションから事前打ち合わせ
それ以外の仕事外の付き合いのときのいずれにも
あどけなくもありさわやかでもあるが
プロとしての資質を持ち続け
ぼくやスタッフたちへその存在感を示し続けた。
出来上がった作品も文句のつけような無い
高いレベルで
業界のお手本になったばかりか
彼女自身の存在感を業界にアピールし続けた。
僕の作る作品はいつでも従来の殻を突き破るような
アピールポイントがあり
その先進性のゆえに、芸術性以外の面で賛否両論を引き起こすこともあるが
YURIの作品に関しては不思議にも誰もが賛同者になっていた。
それはYORIの僕に対するゆるぎない信頼感が動画映像や写真を通して
多くの人たちにも伝わったからだと思う。
(その逆の例は山ほど見ている「)
映像って怖いものだ!
モデルのどんな些細な表情や心の状態をどんなに隠していても
映し出してしまう。
そして誰が見てもすぐにわかってしまう。ってことだ。
そんな課題を完璧にやり遂げたYURI。
さぞかしいい女優になっていることだろう。
もう一度会いたいな。
今の僕だったら、最高の作品を作る自信がある。
YURIをもう一度使ってみたい。
この1年ほどほかの事に夢中で忘れていたが
今日怪我の治療中、彼女と同じぐらいの看護婦さんと
話をしていて急に思い出した。
今度彼東京に行く際に女に会いに行こう!
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