【福岡】「脱法ハーブ」に指定薬物、県警が店舗捜索

01/27 12:47 更新

幻覚作用などを起こす恐れがある指定薬物を含んだいわゆる「脱法ハーブ」を客に渡したとして、福岡県警は26日、北九州市の店を家宅捜索しました。薬事法違反の疑いで捜索を受けたのは、北九州市小倉北区のカオサンロード紺屋町店と京町店の2店舗です。福岡県によりますと、去年11月、職員が調査のために紺屋町店から手に入れたたばこ状のハーブから、幻覚作用などを起こす恐れのある指定薬物が検出されました。このため県からの告発を受けた県警が家宅捜索を行い、たばこ状のハーブや袋に入った粉などを押収しました。県警によりますと、県内では「脱法ハーブ」を吸ったことが原因とみられる意識障害など体調の異変で緊急搬送された人が、去年1年間で16人確認されています。県と県警では、購入や摂取をしないよう呼びかけています。