いつかきっとのブログ

末期の癌…でもいつかきっと一緒になるんだと決めている人との事をここだけに綴って行きたいと思います彼と私が 生きた と言う あかし に… 
人生の1ページです…


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二週間が山 と言われてから どうにか 一般病棟に移れるとこまで来た…

でも まだ トイレ以外は ベットから降りてはいけない…
 絶対安静…

ICUでは 誰とも面会が許されなかったが 一般病棟では 面会OK

彼が 緊急入院になって 彼の知人には 私から 入院の連絡を入れていた…

入院前 彼は 私をどこにでも連れ歩き 私は彼の知人とも親しくなっていたので 入院の連絡も全て私が彼の携帯からできた

みんな私の立場を薄々気づいていたと思うし 私が既婚者だと知っている人がほとんどだったけど 
彼が居る所には私も居る…いつも二人一緒…
と みんなに言われるほどになっていた

そんな 私からの連絡に 知人達は 「大変だと思うけど そばに居てやってよ あいつが気を許せるのはあなただけだから…」とみんなが言った…

気づいていても 気づかぬフリ…
暗黙の了解…って やつだと思う…

そんな 知人達に 
「面会できるようになったらお見舞いに行きたいから教えて欲しい」と言われていたので 
「みんな心配してくれてるから一般病棟に移れたって連絡しなきゃね」
って 彼に伝えた…

「……誰とも会いたくない……」

意外な言葉だった…

毎日毎日 ベットの上で 私以外は看護士さんとぐらいしか会話のない生活で みんなと話たいだろうなぁ~ と私は思っていた…

「えっ??」

「だから…誰とも会いたくない…お前が毎日来てくれたらそれでいい…だから 一般病棟に移れたって誰にも言うな…」

一番親しくしている知人に その話を私はした…

「男は 自分が弱っている姿を人に見られたくないんだよ…彼は弱っている姿は あなたにしか見せれないんだよ…」

確かに 元気だった頃の彼とは 別人のように 弱っていた…

でも 彼は 強がらず 弱い姿も私には普通に見せたし 私もそれを普通に受け入れてた…

お互いに 飾る事もなく 普通に全てを受け入れてた…





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