いつかきっとのブログ

末期の癌…でもいつかきっと一緒になるんだと決めている人との事をここだけに綴って行きたいと思います彼と私が 生きた と言う あかし に… 
人生の1ページです…


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ICUには二週間…

ICUって 術後の経過を見る所で だいたいみんな 1日2日で一般病棟に移っていく中 二週間…長かった…

変に緊張感のある静けさだし…
付き添いの人なんて居ないし…

でも 私は毎日何時間も居た…

小さな声で 
「昨日ね~…」「今日ね~…」って
たわいもない話をして
「馬鹿じゃないの~(笑)」って笑って…

しばらくすると彼は目を閉じる…

布団の中で 私の手を ギュッと握って そのまま目を閉じる…

彼は そのまま寝てしまう…

看護士さんに言われた…
「やっと目を閉じられましたね 夜中も寝れてないみたいで目を開いてます あなたが来ると目を閉じれるんですね」…


いつも強くて いつも私を守ってくれてた人なのに 不安で仕方なかったんだと思う…
一人ベッドの上で 何を想い…何を考えたんだろうか…

どんなに強い人でも 死 を簡単に受け入れられるほど強い人は居ないと思う…

彼は 私の手を握っていれば大丈夫…と思っていてくれていたんだろうか…
彼に その質問をした事はない…

でも…彼が私の手を必要とするなら私は彼の手を離さないと決めた

手を握ぎり 彼の寝顔を見ていると知らない間に 涙が流れていた…

この暖かい彼の手に…ありがとう…
彼の寝顔に…ありがとう…

こんな 小さな事にも幸せを感じられた…
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