【福岡】駅弁グランプリで頂点へ、3駅弁が代表に

01/27 19:03 更新

駅弁の九州ナンバー1を決めるイベントが、来月開かれます。27日にその予選会が開かれて、福岡代表となる3つの駅弁が決まりました。九州駅弁グランプリにノミネートされたのは、12の駅弁。JRの駅や車内で売られているどれも人気の駅弁です。大正10年から変わらぬ味。東築軒のかしわめし。海苔・卵・甘辛のかしわを敷き詰めたおなじみの3色弁当です。あえて具を混ぜないごはんは、だしの味で勝負です。特急「ゆふいんの森」の車内販売限定の駅弁は、湯布院のコメや野菜がふんだんに使われていて、ビッグサイズなのも特徴です。本選に進めるのはこの中で3つ。事前に集計した駅弁ファンの意見やマスコミ関係者などの投票で、選考が行われました。そして、選ばれた1つが、博多駅でしか買えないイカ料理専門店の駅弁。イカ飯、イカシュウマイ、一夜干しなどすべてがイカ尽くしです。萬坊の太田順子副社長は「調理法で(イカに)こんな多彩な味わいがあるんだと、皆さんにお伝えできたらと思います」と話していました。ほかにも、大名のかごをイメージしたという2段重ねの豪華なかしわめしなどが選ばれました。過去グランプリを取ったことがないという福岡県の駅弁。来月の本選で、強豪がそろう九州のほかの駅弁とナンバーワンをかけて勝負します。