インフルエンザで先週、休校や学級閉鎖などの措置をとった小学校や中学校などは、全国で3290余りと、前の週の23倍に上りました。
厚生労働省によりますと、先週1週間に休校や学級閉鎖などの措置をとった保育所と幼稚園、小学校・中学校それに高校などは、全国で合わせて3294の施設で、前の週の23倍に上りました。内訳を見ますと、小学校が2073校、中学校が598校、幼稚園が443施設、保育所が78施設、高校が74校などとなっています。冬休みが終わったあと、教室など施設内でインフルエンザの感染が急激に広まったためとみられ、特に、大阪府で前の週の27倍の273施設、三重県で35倍の141施設など、流行が大きくなっている近畿や中部で増加が目立っています。