韓国検察 日本大使館に火炎瓶投げた中国人を起訴
【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地検は27日、ソウルの日本大使館に火炎瓶を投げつけた30代の中国人の男を建造物放火未遂罪などで起訴したと発表した。
検察によると、男は焼酎の瓶で火炎瓶を11個製造し、今月8日午前、うち4個を日本大使館に投げつけ外壁を焦がした。
男は調べに対し、自分の祖母が旧日本軍の従軍慰安婦にされたことや曾祖父が日本の植民地時代に独立運動を行い、拷問の後遺症のために死亡したなどと供述。日本に対し腹を立てていたと話している。
また男は、昨年12月に李明博(イ・ミョンバク)大統領が韓日首脳会談のため訪日した際、慰安婦問題に関する両国間協議を拒否する野田佳彦首相の発言に激怒し、東京の靖国神社にも火炎瓶を投げつけたとされる。
男は韓国に来る前、東日本大震災の被災者を支援するボランティア活動をするため日本に滞在。中国に帰国すれば公安当局に逮捕される恐れがあるため韓国に来たという。
警察で調べを受けている中国人の男(左)=(聯合ニュース)
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