NTTドコモは27日、昨年から続く一連の通信障害発生を受け、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)のメール送受信サービス「spモード」用の設備と「パケット交換機」と呼ばれる中継設備増強のために、14年度末までに1640億円を投資すると発表した。「spモード」障害対策としては、設備の処理能力の再点検やスマホ増加に応じた設備増設などで420億円を投資。「パケット交換機」については処理能力の点検や能力の向上、スマホ増加に応じた増設などで1220億円を投資する。
同社は昨年6月から今年1月25日までの間に通話やデータ通信がつながりにくくなるなど5回の障害が発生。昨年12月にはスマホのメール送受信サービス「spモード」でメールアドレスが置き換わるという重大な不具合が起きていた。
同日記者会見した山田隆持社長は一連の通信障害について「お客様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪したうえで、「スマートフォン台数が5000万台になっても耐えうる基盤を構築する」と述べた。〔日経QUICKニュース〕
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