【社会】三重大、備品転売の係長を懲戒解雇2012年1月27日 13時18分 三重大(津市)は27日、パソコンやテレビなどの総額600万円分の大学備品を転売し、計300万円前後の代金を着服したとして、学務部学生サービスチーム留学生支援室の50代の男性係長を懲戒解雇処分とした。 大学によると、係長は留学生寮の管理運営に携わっていた2010年3月〜翌年8月、留学生用のパソコンやチェーンソーなどを中古品買い取り業者に転売したほか、留学生の寮やイベントに使う架空の名目で、パソコンやテレビ、工具など70点を購入し、売却した。係長は、他の職員があまり訪れない留学生寮の倉庫などを納入場所にし、架空発注や転売を隠していた。別の職員が昨年10月、発注した備品がないことに気付いた。 係長は、株式投資の損失で消費者金融から借金があり、売却金を返済に充てていた。係長は200万円をすでに弁済し、完済する意向を示しているが、大学は業務上横領罪での刑事告訴も検討する。 (中日新聞) PR情報
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