2012年 1月 26日
岡山県にインフルエンザ警報
岡山県は26日、県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。警報の発令は2シーズンぶりです。今月16日から22日までの1週間、岡山県内では84の医療機関でインフルエンザの患者が平均33.18人報告され、警報の発令基準である30人を上回りました。患者の76%が14歳以下で冬休みが終わった学校で蔓延したと見られます。学級閉鎖などの措置は25日までに幼稚園から高校の306施設で報告され、去年の同じ時期の3倍となっています。インフルエンザ警報の発令は2シーズンぶりで県は大学病院など9つの医療機関に重症患者受け入れの体制を整備するよう指示しています。

出火原因はむきだしの配線?
去年9月、東かがわ市でヘリコプターが不時着炎上した事故で国の運輸安全委員会は火元とみられる荷物室にむきだしの電気配線があり、出火につながった可能性があることが明らかになりました。この事故は去年9月高松市の四国航空のヘリコプターが東かがわ市引田の野球場に不時着して炎上し、機体が全焼したものです。国の運輸安全委員会のその後の調べで火元と見られる機体後部の荷物室にはライトの電源があり配線がむきだしになっていたことがわかりました。安全委員会では配線に荷物が当たって傷つき火花が飛び散ってオイルや書類などに燃え移った可能性があるとしています。これを受けて製造元のフランスの機体メーカーなどは同じ型の所有者に対し、この配線がつながっているライトの使用停止や点検を呼びかけています。

横領の玉野市臨時職員を免職
玉野市水道課に勤務する33歳の女性臨時職員が市民から徴収した水道料金など約95万円を着服していた問題で玉野市は25日付けでこの女性職員を懲戒免職処分としました。玉野市によりますとこの女性職員の担当で入金が確認できていない水道料金などが他にも約40万円あるということです。女性職員は「ストレス解消のためで使う目的はなかった」と話していて、玉野市は警察に被害届を提出し、実態を調べています。

九州の味と技一堂に
九州各地の味や工芸品を一堂に集めた物産展が高松市のデパートで開かれています。九州を代表する物産、福岡の明太子に熊本名物のからしレンコン。会場には43の店が出品した約600種類のグルメや工芸品が集まっています。今回初出店の鹿児島・「アイアイラーメン」の豚骨ラーメンは、スープは豚骨や地鶏、海産物などで作り上げ、あっさりしていながらコクがあるのが特徴です。また、太宰府で出土した鬼瓦をモチーフにした福岡・「天山」のモナカは実演販売され、人気を集めていました。この物産展は高松三越で来月1日まで開かれています。