不倫相手は鬼畜男−。劇薬を混入した点眼液を交際女性の長男(5)の目に差し、大けがを負わせたとして、福島県警棚倉署は25日、傷害容疑で同県白河市旗宿大久保のトラック運転手、伊藤保容疑者(48)を逮捕した。
伊藤容疑者は「自分がやりました」と容疑を認めているといい、同署は児童虐待とみて調べを進める。
逮捕容疑は昨年4〜12月、酸性の劇薬を混ぜたのに気付いていない交際女性に点眼液を差させて、長男の角膜の一部を損傷させるなどした疑い。長男は視力が大きく低下しているという。
県警によると、交際相手の女性は20代。伊藤容疑者に妻子がいるため、同居はしていなかった。女性は「毎日のように点眼していたが、まったく知らなかった」と話しているという。
医師からの通報などで事件が発覚し、昨年12月から同署などが捜査を進めていた。
(紙面から)