現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 関西
  3. ニュース
  4. 記事

ウイルス作成罪初適用 相手PC操り書き込みか 大阪

2012年1月27日

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 インターネットのサイトに自作のコンピューターウイルスを仕掛けたとして、大阪府警は26日、アニメ情報の掲示板を運営していた無職の男(28)を不正指令電磁的記録供用の疑いで逮捕し、同作成容疑でも送検したと発表した。府警は、掲示板の運営をめぐり訴訟で争っている共同運営者の20代男性を狙ったとみて調べている。

 これらの罪は、従来の刑法ではコンピューターウイルスの取り締まりに限界があるとして、昨年6月の改正で新設された。ウイルスの作成や提供、保管そのものを禁じる内容で、警察庁によると、作成罪の適用は全国で初めて。

 府警サイバー犯罪対策室によると、男は大阪府松原市天美南2丁目の小林浩忠容疑者。昨年9月、コンピューターウイルスを作成し、サイトを閲覧した人のパソコンに感染するようにした疑いがある。容疑を認めているという。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
  • 近畿のお天気