QRS(量子共鳴分析器)とは
(特許出願中.医療器未承認)
QRSは、今から約100年前にアメリカの病理学者であり内科医でもあったアルバート・エイブラムス(Dr. Albert Abrams・1863〜1924年)が、彼の腹部打診法の研究から発見したE.R.A( Electronic Reaction of Abrams・エイブラムスの電子反応=生体反応には、物質を媒体とした物理化学的な反応が起きる以前の、電磁気的な波動現象に基づく何らかの生理的な反応がある)を基本原理としています。QRSとは、この非物質的な生命現象に基づく極く微弱な生理的反応を、音に変換、被検者の生理機能を判定すると共に、その非物質的な情報を生体に入力、生体の持つ自然治癒力の発現を促そうとする装置です。
臨床における用途は広く
1. 被検者の臓器、生理機能、組織等の機能評価
2. 悪性腫瘍や結石の有無
3. 病原性微生物や傷害物質の影響評価
4. アレルゲン、食物との相関の判定
5. 薬の作用、副作用の予測
6. 心理機能と生理機能の相関の判定
7. 各症状の改善
に応用が可能で、その実用性については医療現場において様々に検証され、多くの学会(日本人間ドック学会、日本総合健診医学会、日本未病システム学会、日本東方医学会等)で、その成果が発表されるようになってまいりました。
生命体を、それも生命体として最も高度に発達した機能を持つ、人の機能を生かしたバイオセンサーシステムであるがゆえの、使用方法の多様さと柔軟さは、現代の最先端技術を駆使した医療機器でも到底及ぶべくもなく、装置を使いこなせる様になるために時間がかかることを除いては、これほど応用範囲の広い医療技術は他に無いと言えます。

当社の危惧するところは
現在、当社ではQRSの販売は医療関係者のみに限定しておりますが、他のメーカーでは特別に限定はしていないようです。性能等に違いはあるとは言うものの、医学知識、資格のない人間が診断等に使用しても相当の成果を上げることができ、実際に医療まがいの行為を行っている方が多くおられるようです。これは非常に危険なことであり、我々の最も危惧するところであります。

せっかくの素晴らしい技術が、一部の心ない人のために社会から偏見の目で見られ、普及の妨げになるのは、この技術にとってだけでなく、医療現場にとって不幸なことと言わざるを得ません。
一人でも多くの医師に活用していただくことで
素人が医療まがいの行為をしないように呼びかけたり、規制したりするのも一つの方法ですが、一人でも多くの医師に使っていただくことで、これらの人の出番はなくなります。是非、この機会にQRSの素晴らしさを知っていただき、その知識と技術の修得に意欲的に取り組んでいただき、日々の診療にお役立ていただければと期待致します。