◆分量:およそ900ml(150mlの瓶(ビン)約6つ分) | |
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<材料> | |
ユズ | 6個(大)(700g) |
砂糖 | 700g(ユズと同量) |
<道具> | |
鍋 | アルミや銅など金気の出やすい鍋は避ける。 ホーローやステンレス製などがよい。 |
■ユズをよく洗っておく。
大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、ユズを入れて火を止め、ふたをして10分ほど蒸らす。(皮をふやかして糖分の浸透を良くする)
ユズを湯から引きあげ、縦半分に切り薄皮をふくむ実の部分をスプーンでくり抜いて外皮と分ける。
薄皮・種・実の部分は粗く切って重さをはかり、重量の1.2倍程度の水とともに鍋(金気の鍋は避ける)に入れて火にかける。
ステップ3の鍋はいったん沸騰させたら、あとは弱火でコトコト30分程度煮る。
※煮詰まるようであれば少量の水を足す。
外皮を適当な大きさに千切り(スライス)する。ユズの質感を残したいので、3mm厚程度。(ユズの大きさや皮の状態によるので適宜加減すること)
ステップ3が煮含まれば、下にボウルを置き、粗めのざるなどで中身を絞り出すようにこして種を取り除く。
ステップ6のボウルの汁とスライスした外皮を鍋に入れ、火にかけて沸騰させる。
沸騰したら砂糖の1/3を加え、弱火でコトコトと5分程度煮る。
(砂糖は3回に分けて入れ、徐々に糖度を上げていくことで皮に糖分が浸透しやすくなる)
再び1/3の砂糖を加え、5分程度煮る。
あくが出てきたら取り除く。(ユズはオレンジもあくが多いため)
残りの砂糖を加え煮る。皮が透き通ってきたら、取り出して歯ごたえを確かめる。煮汁の色が黄から少しオレンジ色にかわるのを目安に、汁にスプーンをさし入れ、背に付いた煮汁に粘り気がでれば出来上がり。
(ユズの皮はオレンジより柔らかい。形が残るうちに煮あげること)
熱いうちに煮沸消毒したビンにつめ、しっかりと蓋を閉める。
ビンを逆さまにし、中を真空状態にする。
しっかりと真空ができているものの場合未開封で常温1ヶ月。開封後は冷蔵庫で1週間。(なるべく早めの消費がよい)
◆ 分量:直径18cmの焼き型(丸) 1個分 |
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無塩バター | 150g |
ブラウンシュガー | 150g 三温糖でも代用可 |
卵 | 150g(中3個程度) |
薄力粉 | 200g |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
ラム酒 | 大さじ2 |
干しぶどう | 100g |
ユズマーマレード | 150g 皮が多めがよい |
アーモンドの実(皮むき・ホール) | 適量(番組の並べ方だと30~35粒程) |
白ザラメ糖 | 適量(表面に振る分)入手が難しければ無しでも可 |
■干しぶどうは湯戻しして分量のラム酒をまぶし、できれば1晩ほど漬けておく。(最短1時間前でも可)
■無塩バターは室温でやわらかい状態にしておく
■小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく
■ユズマーマレードは皮の部分を粗く刻んでおく
■型に無塩バターを塗り、紙を敷く
■オーブンは180℃に温めておく
やわらかいバターにブラウンシュガーを加え白っぽくなるまですり混ぜる。
ステップ1のボウルに溶いた卵を3~4回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
合わせてふるった粉類を一度に加えゴムべらできり混ぜる。混ぜすぎると、目が詰まり固い焼き上がりになってしまう。
ラム酒に漬けた干しぶどうを加えて切り混ぜる。
ユズマーマレードを加え切り混ぜる。
型に流し入れて表面を平らにならし、表面にアーモンドを放射状に並べ、白ザラメ糖をふる。
180℃に予熱しておいたオーブンで約50~60分焼く。焼き上がりの目安は、竹串を刺してみて何も付いてこなければ焼き上がり!
焼きあがりすぐより、一日ぐらい寝かせると味がなじみます。涼しい場所で1週間程度、保存可能。