2012.1.26 17:58
松山市職員自殺で遺族が公務災害認定求める

松山市の職員が去年9月に自殺したのは過労が原因だとして、遺族が公務災害の認定と再発防止を求めきょう松山市に要請しました。松山市長あてに要請を行ったのは去年4月、松山市役所に新卒で採用され9月に自殺した、22歳の納税課の男性職員の遺族です。遺族側によりますとこの男性職員は、所定労働時間以外に5ヶ月間で313時間の勤務実態があったというものの、時間外勤務は58時間しか認められていませんでした。父親は、就職1年目から残業が多い上、未納税者への対応など必要以上の我慢が重なっていたとみていて、第2第3の被害者を出さないためにも市に労働環境を見直すよう公務災害認定を求めています。市側は自殺と過労の因果関係は分からないとしていて、時間外勤務については仕事内容の裏づけなど精査していると話しています。

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