ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 滋賀 > 記事です。

滋賀

文字サイズ変更

愛荘の中学柔道部員死亡:賠償訴訟 町が元講師の過失認める--地裁弁論 /滋賀

 愛荘町立秦荘中で09年7月、柔道部員の村川康嗣君(当時12歳)が顧問の元講師(29)に技を掛けられ翌月死亡した問題で、遺族が同町と元講師に計7500万円の損害賠償を求めた訴訟の第4回弁論が24日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)であった。

 町側は「元講師の過失については今後争わない」とし、初めて元講師の過失を認めた。校長の管理者責任については引き続き争う。元講師側は従来通り争う姿勢を見せた。

 昨年11月の第3回弁論で、町側は「村川君の死亡に既往症が影響したかも知れない」などと主張していた。村川君の叔父で全国柔道事故被害者の会副会長、村川義弘さん(50)は記者会見で「前回の主張が一転し、時間だけが無駄に過ぎた。遺族を愚弄(ぐろう)している」と話した。【村山豪】

毎日新聞 2012年1月25日 地方版

PR情報

スポンサーサイト検索

滋賀 アーカイブ一覧

 
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド

毎日jp共同企画

特集企画

東海大学:山下副学長「柔道家として教育を語る」

学生時代の思い出から今の日本の課題まで

縦横に語ってもらった。