ブラジルのリオデジャネイロで、およそ20階建ての高層ビルなど3棟のビルが倒壊し、これまでに、3人が死亡、16人の行方が分からなくなっています。
ブラジル、リオデジャネイロの市街地で、25日夜(日本時間の26日午前)、およそ20階建ての高層ビルと隣接する10階建てと4階建てのビルの合わせて3棟が相次いで倒壊しました。現地からの映像では、コンクリートや金属片などの大量のがれきが現場に散乱していて、高層ビル周辺の数十メートル四方はほとんど跡形もなく、建物が崩れ去っています。リオデジャネイロの市当局によりますと、これまでに3人が死亡したほか、少なくとも16人の行方が分からなくなっています。リオデジャネイロの日本総領事館によりますと、日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということです。倒壊したうち最も高いビルは、老朽化が進み、一部のフロアで工事が行われていたということで、警察などが倒壊の原因について詳しく調べています。