巨人７月にサラリーマンナイター

　巨人は２５日、東京ドームで開催される７月２５日のＤｅＮＡ戦を午後７時開始の“サラリーマンナイター”とすると発表した。桃井球団社長は「（人気が落ちている）こんな時代だから良いことがあれば試していくということ」と説明した。

　昨季の来場者調査で「仕事帰りでもプレーボールから試合を見たい」という意見が寄せられていたという。これを受け、午後７時開始を検討。選手の体調管理や子どもたちの帰宅時間など課題もあるが、今季はテストも兼ねて１試合だけ行うことになった。

　昨季は１０月４日の横浜戦で東京ドームでの主催試合では実数発表ワーストとなる３万２５８４人を記録したほか、年間トータルでも２７１万６９７４人と過去最低に落ち込んだ。かつての“巨人神話”も崩壊しているだけに、桃井社長は「要望が多ければ（来季も）検討していく」とファンの声も積極的に反映させていく考えだ。（井上学）