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【プロ野球】

中畑DeNA チーム一体化へ キャンプで家飲みニュケーション

2012年1月26日 紙面から

横浜市内の日本丸の前で赤い薔薇を胸にポーズをとるDeNA中畑監督(後藤慎一撮影)

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 DeNAの中畑清監督(58)が25日、宜野湾キャンプでの「家飲みニュケーション」推奨を打ち出した。ちまたでは、安く気楽に開ける自宅での「家飲み」が人気沸騰。カラオケ、午前0時までビール飲み放題、監督部屋24時間開放…などを宿舎で行い、選手、スタッフの交流を図り、チームの一体化を狙う。

 ゴルフにマージャン、海水浴…。キャンプでは“娯楽禁止”がつきものだが、中畑DeNAは、飲みニュケーションはオールOK。キャンプメンバーの1、2軍振り分けを発表したこの日、中畑監督は「(娯楽の)ダメ出しはしないけど、やる余裕があるかどうか」とニヤリ。例年にない厳しい練習を課す方針だけに、遊びに出歩く余裕のある選手がどれだけいるのか…。そこで考えたのが、宿舎ホテル内での飲み場所確保だ。

 (1)昨年までと同じく60平方メートルの通称「ミーティング・ルーム」を開放。ここでは冷蔵庫にビールを用意、午前0時まで自由に飲める(2)監督お得意のカラオケをしつつ親睦を深めることができる40人収容のパーティールーム。最近のヒットソングも歌えるカラオケ機器も完備。午後10時まで熱唱できる(3)監督室も「オープンドアでいいんじゃないの」と来る者は大歓迎。もっとも、中畑監督自身がカラオケルームいりびたりで自室に不在がちかも。

 さらに中畑監督は、選手の「部屋飲み」も推奨。「個々に、1日の反省をしながらの寝酒も大事だね」と自身の体験も踏まえて語った。1、2軍振り分けでは、1軍で若手を競わせるために、三浦、清水、中村らベテランを嘉手納の2軍スタートとしたが、第1クールは1軍宿舎からの通いで、いわゆる別メニュー。「夜は交流しようと思います」と中畑監督。「家飲みニュケーション」で、ベテランのハートもつかむつもりだ。(後藤慎一)

 

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