“気遣い”
これって本当に難しい。
男の世界は縦社会で本当に厳しい。
目上の人への気遣いができないと確実に“乗り遅れる”(高瀬大樹箸嫌われ者参照)。
とにもかくにも厳しい。
銀座のクラブの社長の親父と思ってる方に
「高瀬、目上の人に対しては相手が気分が良くなる事を言ってあげないとダメだよ。」
と教わった。
過去の過ちから一生懸命頑張っても そういう席で知らない人の前で怒られて悔しくて悔しくて泣いて帰った事もある。銀座の高級クラブに連れて行っていただいても、背筋をピンと伸ばし両手は膝の上。隣に座る女性と口を効く時間などなくあるのは“気遣い”。 いつも口うるさい先輩に 会えば説教。 会えば説教。。の連続。
「もう人と関わりたくない」
そこまで思う程だった。
でも俺はあきらめなかった。 言われた事を徐々に身にしていきながら人付き合いができるようになった。
それでも 怒られ、注意される。
下心ではなく本心から感謝の気持ちを相手の方に伝えられるようになった。
昔の人はそういう世界が当たり前だったのだろう。
昔は男は亭主関白当然だったんだろう。
しかし今は今。 時代が違う。
プライベートでも周りを気遣わなければならない。
親、友達、恋人、知人‥‥
全てに気を配るのは本当に難しい。
今現在も縦社会に身を置いてるしお世話になってる方々への気遣い、新しく出会う方々への気遣い‥
自分は1人で生きてけるワケじゃない。
支えていただいている。
時に血縁よりも深く親身になってくださる方々に。。。
だからこそ一生懸命、かつ自然体で気遣いをしてる。
勿論疲れないわけがないんだけれど。
普段片方に気を配り過ぎるともう片方が疎かになる。
俺の理想は仕事もプライベートも完璧にこなす事。
だから 仕事で疲れた‥ そんな時に甘えたい‥ そんな事も許されない。
恋人、親友、先輩、後輩、友人、知人にも同じように気を配らないとダメなのだ。
俺はすっかり片方に“天秤”が傾いていた。
理不尽過ぎる事に目をつむるつもりはないが時として歯を食いしばらないとね。
仕事もプライベートもシッカリしてる人間を帯を締め直して目指したい‥と思います。。