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　ＡＫＢ４８の前田敦子（２０）がトヨタ自動車の企業広告「実写版ドラえもんＣＭ」シリーズにジャイアンの妹・ジャイ子役で出演することが２５日、分かった。昨年秋からフランスの俳優ジャン・レノ（６３）がドラえもんを、妻夫木聡（３１）がのび太を演じる同シリーズで、２７日からオンエアされる第４話に登場する。幼少時から考えられないほど魅力的な女性に成長したジャイ子・前田は「まさかドラえもんファミリーの一員になれるとは」と大喜びだった。

　ジャイ子が２８歳に成長するとあっちゃんになる！？‐ジャン・レノのドラえもん、妻夫木ののび太、さらに山下智久（２６）のスネ夫など驚異のキャスティングで話題の「実写版ドラえもんＣＭ」に極めつけキャラクターが加わった。小川直也演じるジャイアンの妹・ジャイ子に、国民的アイドルグループのセンターがふんする。

　幼少時のイメージや兄とは似ても似つかぬ可憐なジャイ子。前田自身も抜てきにビックリだったが、「ドラえもんファミリーの一員になれるとは夢にも思っていなかったので、すごく光栄です」と大喜び。世界的名優のジャン・レノとの共演も果たし「一生の自慢になるじゃないですか。幸せです」。

　新ＣＭではタートルネックにボルドーのワンピース、ベレー帽というおなじみの“ジャイ子ルック”を着用。まだ無免が取れないのび太がドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」で免許を取った後の世界に行くという設定で、前田は、トヨタの新型ハイブリッド車「ＡＱＵＡ」に乗ったのび太の手を握り「ねぇ、どっか行こう」と甘える。最後に「忘れちゃった？ジャイ子よ」と正体を明かすと、のび太とドラえもんが目を丸くするというコミカルストーリー。

　現場では「できるだけジャイ子ちゃんぽいって言われるように頑張りました」と言う前田だが、行動は完全にいい女風。むしろジャイ子と前田のギャップが楽しめるＣＭになっている。

（デイリースポーツ提供）