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2012年1月25日(水) 19:14 |
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岡山香川は雪の降る寒い一日に
25日は、岡山・香川ともに雪の降る寒い一日となりました。 このうち、岡山県北では降り積もった雪の重みで納屋がつぶれるなど、深刻な状況のところも出てきています。
岡山県北・真庭市の蒜山地区では、先週から降り続いた雪が屋根につもり、今週にはいって雪の重みで民家の一部や納屋などが壊れる被害がありました。 高齢者が多いこの地区では、雪かきが追いついていません。 また、屋根の上に積もった雪を降ろすことも難しいといいます。 強い冬型の影響で、25日午後からさらに雪が強まった県北、この大雪で、集落だけではなく、蒜山の観光施設でも除雪作業に追われました。 気象台によりますと、雪は26日の昼まで降り続く見込みで、県北はこれから26日夕方まで、多いところで30センチの積雪が予想されています。 市道を中心に除雪作業にあたる真庭市蒜山振興局では、蒜山地区の道路約200キロの除雪を担当する部署が、今後の雪にも警戒しています。 気象台によりますと、県北では向こう一週間雪の降る日が多くなる見込みで、26日までは大雪やなだれに注意が必要です。 一方、岡山市内でも今月3日以来、22日ぶりの雪となりました。 上空に北から強い寒気が入ってきたため、昼ごろから断続的に雪が降り、寒そうに肩をすぼめて歩く人の姿が多く見られました。 岡山県南部の25日の最低気温は岡山市でマイナス1.4度、高梁市でマイナス4.2度、笠岡市でマイナス3.8度と、今季最低を記録したところもありました。 25日の岡山市は日中気温があまり上がらず、最高気温も5.6度と、平年より3度ほど低く寒い一日となりました。 気象台によりますと、このあと25日夜から26日にかけても各地で冷え込むということです。 また、高松市中心部でも25日午後3時頃、雪が降りました。 突然の雪に、背中を丸めるようにして自転車で道を急ぐ人の姿が見られました。 この雪は30分程度で止みましたが、香川県では山間部を中心に、25日18時現在も雪の降りやすい状態が続いているということです。
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