天皇、皇后両陛下は22日夜、東京都港区のサントリーホールであった水戸室内管弦楽団の東京公演を鑑賞した。同楽団の音楽顧問を務める指揮者の小澤征爾さん(76)は、体調を考慮して両陛下が鑑賞した後半部分だけ指揮をした。
小澤さんは19日に水戸市で開かれた同楽団の定期演奏会に出演したが、20日は体調不良で降板。22日はハイドンの曲を約30分間指揮し、熱心に聴き入っていた両陛下は演奏後、席から立ち上がって10分以上大きな拍手を送った。
毎日新聞 2012年1月22日 21時01分(最終更新 1月22日 23時14分)