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臓器売買 医師に懲役3年の判決

1月26日 10時32分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

自分に移植するために暴力団員に紹介された提供者から腎臓を買ったとして、臓器移植法違反の罪に問われた東京の医師に、26日、懲役3年の実刑判決が言い渡されました。

東京・江戸川区でクリニックを経営していた医師の堀内利信被告(56)は、腎不全を患い、暴力団員に紹介された提供者から腎臓を買ったとして、妻の則子被告(48)と共に臓器移植法違反などの罪に問われました。判決で、東京地方裁判所の若園敦雄裁判長は、堀内被告に懲役3年、則子被告に懲役2年6か月の実刑を言い渡しました。この事件では、腎臓の提供者を紹介した暴力団員や、腎臓を提供した男などほかにも7人が起訴され、いずれも有罪が言い渡されています。