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福島の住宅駐車場で高線量 汚染砕石使用か、4月に工事 | ||||||||
放射性物質に汚染された疑いのある砕石の出荷問題で、県は25日、福島市の民間住宅一棟の駐車場のコンクリート部分の放射線量が、周辺の空間放射線量より高かったと発表した。双葉砕石工業の浪江町の事業所から出荷された石を原料とする生コンを使っていたとみられる。これまでに周辺の空間線量より高い数値を計測した民間の住宅や駐車場などは計5棟となった。 駐車場のコンクリート部分は表面で毎時1・6マイクロシーベルトだった。周辺の放射線量は高さ50センチで毎時0・42マイクロシーベルトだった。工事は4月上旬に行われたという。福島市の別な住宅一棟と本宮市の住宅一棟も調べたが、放射線量は周囲と同程度だった。 また、県は同日、二本松市、川俣町、飯舘村と南相馬市2カ所の砕石場と砂利採取場の計5カ所の線量調査の結果を発表した。高さ1メートルで毎時0・08~2・01マイクロシーベルトだった。 |
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(2012/01/26 08:59) |
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