不倫をしました。

お相手の彼は離婚。
慰謝料、前妻のことなど書き綴っています。

不倫はいつも孤独です。ひとりで抱えないで下さい。


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彼は付き合いはじめて間もないころまで“ツマはね”“ツマはね”と奥さんの話をよくした。

付き合う前も“ツマとあの店に行って”と…。



ふざけてるのかと思った。

“ツマ”聞くたびに辛かった。




「ねぇ?わたしはあなたが好きでそばにいるんだから、あなたの好きなひとの話は聞きたくないの」と説明をしたら

「“ツマ?”あ、そんなもんなの??ごめんごめん」とヤキモチをうれしそうに笑った。

「そうなのかー、そんなもんなのかー」と何度も笑った。





女心を全く理解してない奴だと思う度に

好きと言う気持ちより、家族なんだろうなと思った。
愛情より友情。そんな感じがした。


あー……厄介だなと思った。だから離婚してくれるなんて本当に考えもしなかった。







“ツマ”日常から心に居ないと言葉には出来ないし、ならない。

よく、不倫中の殺し文句として配偶者の愚痴をいうひとがいるし
その配偶者の愚痴をまともに聞き入れるひとがいるけど…
わたしは信じない方がいいと思う。





そもそも、大好きで見ていなければ嫌いなとこなんて見付けれないのである。
愚痴なんかも見つからないのである。




ご飯を作らない。とか、セックスレスだ。とか…

どれだけ奥さんが大好きで意識してるんだ?と思う。


セックスしたくなければセックスレスだなんて考えない。

その相手とセックスしたいからセックスレスだと意識するんだと思う。





妻の悪口を外で言える夫婦に限って実際は仲良しだったりもするし

それを不倫中の相手の安心材料として提供してるんだとしたら何度だって浮気を繰り返すと思う。




日頃から恨み辛みでも考えてなきゃ奥さんの愚痴なんかは言葉にはならないから…。


要するに大切なのである。


あいつには俺が居なくちゃって言ってる様なもの。

もし居なくていいなら離婚してる。


不倫相手に安心材料として提供している愚痴を
本気のものとされない前に浮気を阻止できたら夫婦はやり直せるだろう。

いきなり離婚したいから不倫する。なんてバカは居ないし
奥さんに本当に不満があって不倫をするバカもなかなか居ない。

感謝しつつの不倫だと思う。だからコソコソするんだと思う。













彼はそれから“ツマ”の話はしなくなった。

それでも“ツマ”のことを大切にしているのは伝わった。
痛いほどに伝わった。



それがわたしを余計に欲張らせた。



安心材料を全く提供してくれない彼は、逆にツマを家族として見てるんだと安心させてくれたけど
それも怖かった。










愚痴にしろなんにしろ、好きじゃないと言えない。
逆も然り。不倫された側も同じ。

見付けれるのは相手を見ているから。







見えてないものが多い不倫で、わたしは見えているものを増やした。
その中で続けるか続けないかを毎日悩んだ。

目の前にあることは真実でも、
目の前に居ないとき、メールなんてのは今思えば信じてなかったし
離れていれば心はいつも乱れた。



乱れる心が支えとなったし、錯覚もさせた。


彼が離婚した今でも、同じ様に愛せているのは本当にありがたいこと。大好きです。








なにを言おうとも本当にツマには勝てない。

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