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ネコ耳“痛EV”:乗ってみない 鳥取・米子市がリース

漫画の絵でラッピングされた電気自動車の完成イメージ図(上が右側面、下が左側面)=米子市提供
漫画の絵でラッピングされた電気自動車の完成イメージ図(上が右側面、下が左側面)=米子市提供

 ◇前後左右全部「痛い」

 「こんな電気自動車に乗ってみない」。車体を漫画の絵でラッピングした無料リース用の電気自動車(EV)1台が31日、鳥取県米子市にお目見えする。11月の第13回国際マンガサミットを控えた同市が、街のアピール効果を狙って計画した。担当者は「これ目当てに米子に訪れてほしい」と期待している。

 EVは総務省の緑の分権改革調査事業で導入。絵は、アニメ制作会社ガイナックス(東京)の社長で同市出身のクリエーター、赤井孝美さん(50)がオリジナルの女性キャラクターを描いた。車体右側は、かわいい女性と米子城跡、山陰歴史館、米子水鳥公園を、左側は女性と大山、皆生海岸などを描いている。

 アニメや漫画のキャラクターなどを描いた車は「痛車(いたしゃ)」と呼ばれ、若者を中心に人気があるが、EVに施した例は全国的に珍しいという。EVが配置された法勝寺商店街の周辺はアニカルまつりなど街づくりの拠点になっている。

 EV利用期間は2月末まで。観光、ビジネスなど目的は自由。1日最高4時間を無料で利用でき、同商店街にある無料の太陽光発電充電スタンドも利用できる。予約窓口はEVステーション(0859・33・7723)。【小松原弘人】

2012年1月25日

 
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