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ニュース・最新情報

学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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当ホームページが、より見やすく、よりビジュアルに、全面リニューアルしました! キャンパスの美しさも表現。[2011/10/03更新]

 武庫川女子大学の公式ホームページが10月3日、リニューアルされました。キャンパスの美しさや学生の活気を伝えるため、写真らイラストをより多く掲載、トップページのボタンを整理して、より見やすく、情報にアクセスしやすくしました。これを機に、コンテンツもさらに充実させていきます。
 リニューアルの主な内容は以下の通りです。

<全体>
・情報へのアクセスのしやすさ(アクセシビリティ)を向上させました。
・ボタン類を整理し、シンプルな画面にしました。
・写真やイラストを多く用いて、キャンパスの美しさや学生の活気を表現しました。

 <TOPページ> 
・大学名ロゴに、「短期大学部と大学院」を併記しました。
・バナーを右側上部に固めて配置しました。
・バナーには、何のページか分かりやすいようイラストを付けました。
・「Flash」を導入。トップページ上部の画像が自動的にパラパラと切り替わり、重要なニュース・お知らせを画面上で動的に表現します。

<下層ページ>
・ページごとに、関連するイメージ写真を入れました。
・ボタンの配置などを変えて、一覧性を高めました。

 ※ ホームページに関しては、さらなるリニューアルを計画しています。構成や内容などについて、みなさんのご意見をお聞かせください。ご意見は広報室(kohok(アットマーク)mukogawa-u.ac.jp)までお寄せください。

秋篠宮妃紀子さまが「日本子ども学会議学術集会」にご臨席のため、ご来学。歓迎の附属幼稚園児らに、優しいお言葉を掛けられました。[2011/10/02更新]

 秋篠宮妃紀子さまが10月2日、「第8回子ども学会議学術集会『育ちと学びを支える』」(主催:日本子ども学会、共催:武庫川女子大学)にご臨席のため、会場になった本学中央キャンパスにおいでになりました=写真右=。この日の学術集会のテーマは「東日本大震災の子どもたちを支える」で、紀子さまは震災遺児支援や被災地の学校経営についての報告や議論を熱心にお聞きになりました。

「楽しいですか」「元気ですね」とお声掛け
 紀子さまは午前9時20分、日下記念マルチメディア館にお着きになり、玄関前で糸魚川直祐学長、大会実行委員長の河合優年・臨床教育学研究科長らがお出迎えしました=写真中=。薄いベージュのツーピースに真珠のネックレスという清楚なお姿。紀子さまはそのまま館内にお入りになるご予定でしたが、約25メートル離れた「もみの木広場」で国旗の小旗を振って歓迎している附属幼稚園の園児26人に近づかれ、「幼稚園は楽しいですか?」「年長組ですか?」「運動会はいつですか?」「寒いのに、半袖で、元気ですね」などとお声掛け。怪我をしている園児には、「お大事に」と優しく話しかけられました。

 同9時40分、紀子さまは会場のメディアホールにご着席=写真左=。紀子さまは、隣席の学術集会実行委員長の河合優年研究科長の説明をお聞きになり、シンポジウムにうなずきながらメモを取られるなど、閉会まで熱心に耳を傾けられました。午後4時10分、お帰りの際にも、マルチメディア館前でお見送りをしていた学生や院生らに近寄られて、お言葉をかけられました。

糸魚川が学長が教育理念などをご説明
 紀子さまの先導役を務めた糸魚川学長は、本学の教育理念や女子大で最大の学生を擁していること、教育だけでなく研究面でも盛んなこと、各学部の特長、国際交流が盛んなことなどをご説明。紀子さまは「大会に参加し、いろいろなことを勉強させていただきました。教職員や学生の皆さんには大変、お世話になりました。貴学のますますのご発展をお祈りします」と話されました。

『育ちと学び』をテーマにした「第8回日本子ども学会議学術集会」が本学で開かれ、東日本大震災で被災した子どもたちを支える方策を考えました。[2011/10/02更新]

 「第8回日本子ども学会議学術集会」」(主催:日本子ども学会、共催:武庫川女子大学)が10月1・2日の両日、本学中央キャンパスのメディアホールで開催されました=写真右=。2日は「東日本大震災の子どもたちを支える」というテーマでシンポジウムが行われ、秋篠宮妃紀子さまがご臨席=写真左=、保育や保健、福祉分野の研究者や現職学校教員、医師など約150人が熱心に聴講しました。

震災遺児は長期的な支援が必要
 震災遺児の心のケアを行っている「あしなが育英会レインボーハウス」の八木俊介氏(本学大学院臨床教育学研究科修了)が「震災遺児支援、これまでとこれから」と題して話題を提供しました。八木氏は「震災遺児は長期的な支援が必要」とし、同ハウスに寄せられた詩人の澤田直見さんの詩を紹介しました。 <終わらない夜がないように 止まない雨がないように 果てしない悲しみが どうか、ありませんように 冬があるから春はまぶしいのでしょう>
 そのほか、神戸市教育委員会の中溝茂雄氏が「子どもたちの16年〜阪神・淡路大震災の経験から」と題して話題提供。指定討論者を小西寛文・神戸学院大学教授が、座長を一色伸夫・甲南女子大学教授が務めました。

地域のつながりを生かした支援を
 午後には「震災の子どもたちを支える:今なにが起きていて何がもとめられているのか」というテーマで、被災地の大学に務める研究者や現地で妊婦産婦の支援ボランティアをしてきた産婦人科医らが登壇し、支援のあり方について議論しました。避難所となった石巻市立湊小学校の佐々木丈二校長は、震災直後は一つの教室に100人から120人もの人が生活したことなどを説明。子どもに関して起こっているさまざまな変化や問題を具体的に話し、「(私立学校のない地域では)公立の小中学校は、地域の『よりどころ』。公立学校が機能しなければ、地域は衰退してしまいます」「学校機能の要である職員室は、津波に備えて2階以上に設けるべき」「教師にもサポートは必要」などと提言をしました。

 仙台白百合女子大学の大坂純氏は「子どもを支える地域のつながり〜ソーシャルワークの視点から〜」、産婦人科医の吉田穂波氏は「乳幼児の被災現場から〜妊産婦の支援が震災復興に与えるインパクト〜」と題して話題提供。指定討論者を八木氏と中溝氏が、座長を内田伸子・お茶の水女子大学名誉教授が務めました。

数多くの漢方薬に興奮―。薬学部が中国研修旅行を実施。北京中医薬大学を訪問、漢方外来や薬剤部を見学しました。[2011/10/01更新]

 薬学部薬学科の学生18人が9月5日から9日にかけて、学術・交流協定を結んでいる北京中医薬大学への研修旅行に参加しました=写真右=。市川厚薬学部長、高明教授、安井菜穂美助教の引率で同大学附属病院を訪問し、東洋医学を中心とした治療について学びました。下記は引率教員からのレポートです。薬学部ホームページもご覧ください。

 1日目の午後、北京国際空港に到着。日本と違って気温・湿度ともそれほど高くなく、過ごし易い気候でした。北京中医薬大学の鄭先生の案内でホテルに向かいました。学生たちは初めて見る北京の町並みに圧倒されているようでした。その日の夕食は、鄭先生が用意して下さった中国料理。その後、中国雑技団の観劇に行きました。迫力のある超人技の連続で学生たちも驚きの連続でした。

漢方生薬標本館の3000種類以上の展示に驚きました
 2日目は、朝から北京中医薬大学の漢方外来に行きました=写真中=。実際に舌の状態や脈をみながら診断している様子や、たくさんの引き出しから漢方薬を処方するところ、按摩・鍼灸治療の様子などに学生たちは終始、興味津々で見入っていました。
 その後、同大学の唐先生が漢方の歴史、大学の研究経緯についてかりやすく説明して下さいました。また、同大学にある虎や鹿などの貴重な動物を含む動物性、植物性、鉱物性の標本を3000種類以上展示してある漢方生薬標本館と、漢方医学の起源から今までの発展を展示してある医学博物館を見学しました。「こんなものも漢方薬となるの?!」と驚く標本がたくさんありました。大学にある食堂で昼食をとった後、あいにくの雨でしたが故宮博物館を訪れ、中国漢方の歴史もさることながら、中国の歴史の偉大さを感じた一日となりました。

東洋医学をメーンとした貴重な病棟を見学
 3日目は、午前中に北京中医薬大学付属病院と薬剤部を見学しました。病院の概要説明を受けた後、内科専門医である馬先生が東洋医学の基礎や、東洋医学と西洋医学を融合した治療法について、実際の症例をあげながら説明して下さいました=写真左=。続いて見学させていただいた病棟は東洋医学をメーンとしており、重症患者が多いため現場の医師の先生が個々の診療計画を立てて対応しており、そのような貴重な現場を見せていただいたことに学生たちも感銘を受けていました。薬剤部では、大学博物館でみたものが実際に処方として用いられており、今までにみたこともない数多くの漢方処方薬を目の前に学生たちも興奮気味でした。昼食には飲茶をいただきました。午後は首都博物館、北京のシンボルである天壇公園に行き一日を終えました。

万里の長城の景観や北京ダックも楽しみました
 4日目、北京滞在も最終日になり、中国の世界遺産を訪れました。午前中は万里の長城、八達峰へ向かいました。世界最大の人工建築物であり、観光客も多く、学生たちも急な傾斜の男坂と男坂よりはなだらかな女坂に分かれ、どこまでも続く長城の景色を楽しみました。午後はかつて西太后の夏の別荘であった頤和園(いわえん)に行きました。敷地には大きな湖や700mも続く長廊があり、とても美しく壮大な景色でした。夕食は北京中医薬大学の先生方や学生さんと夕食をご一緒し、北京ダックをいただきました。

 5日目は帰国する日ですが、午前中は北京中医薬大学の薬学部に施設見学にいきました。副学長先生が学科説明をして下さり、学生たちは学外実習制度の違いなどに関心をよせていました。また、学生の実習棟の見学もさせていただきました。

 この5日間、大きなトラブルもなく無事過ごすことができました。今回の研修旅行で得たことを今後の学習や将来を考える上での糧になれば、と思いを新たに帰国の途に就きました。お世話になった北京中医薬大学の先生方、ありがとうございました。そして、旅行に参加した学生の皆さん、お疲れ様でした!!(市川厚、高明、安井菜穂美)               

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