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木嶋被告裁判、「練炭」巡り検察側と弁護側対立

読売新聞 1月24日(火)20時6分配信

 男性3人に対する殺人罪などに問われた木嶋佳苗(きじまかなえ)被告(37)の裁判員裁判は24日、さいたま地裁で第9回公判が開かれ、殺害されたとされる東京都の寺田隆夫さん(当時53歳)に関する審理が始まった。

 遺体は2009年2月4日に自宅で見つかったが、自殺と判断され、司法解剖されなかった。現場の練炭なども押収されず、検察側は「警察のミス」と認め、「パズルのように客観証拠を組み合わせる」との立証方針を示した。弁護側は死亡推定日が異なるなどと指摘し、無罪を主張した。

 検察側はまず、「多額の金を受け取った後、関係を断つために練炭自殺に見せかけた」として、同年8月の大出嘉之(おおいでよしゆき)さん(当時41歳)殺害事件と共通する、と述べた。

 木嶋被告の行動について〈1〉寺田さんと08年6月に結婚サイトで知り合い、1850万円をもらった〈2〉事前に睡眠薬や練炭、七輪(コンロ)を入手し、09年1月30日夜、寺田さんが留守中、自ら手配した七輪入りの宅配便を寺田さん宅で受け取った〈3〉寺田さんが帰宅後、殺害するため、練炭を燃やした〈4〉翌日、寺田さんのパソコンを処分した――と説明。現場を撮影した写真から、練炭などは木嶋被告が購入した物とメーカーが一致すると指摘した。

 弁護側は、木嶋被告の犯行なら死亡推定日は1月31日だが、実際は2月1〜2日だと主張。法医学者が証言すると予告した。寺田さん宅で受け取った宅配便は「同居に向けた料理器具」、現場の練炭などは「量産品であり、木嶋被告の購入品ではない。(証拠として)保管されておらず、部屋に何があったか詳細な記録もない」と指摘した。1月30日夜は、寺田さんの態度を巡って別れ話になり、寺田さん宅を去ったとした。

最終更新:1月24日(火)22時52分

読売新聞

 

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